いつもありがとうございます!
松本恵奈ちゃんのブログをチェックしていたわたし。
そしたら、グッチ新宿で開かれているイベント、『Tranceflora – エイミの光るシルク』展の記事があったので、わたしも気になって行ってきました!
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♡ 目次 ♡
『Tranceflora – エイミの光るシルク』展
今回の展示はSputniko!(スプツニ子!)さんとグッチとのコラボ企画です。
Sputniko!(スプツニ子!)さんは女性の現代芸術家。
東京、ニューヨーク、ボストンを中心に活動されています。
以前テレビ『情熱大陸』に出演されたので、ご存じの方も多いのでは?
新宿に着いてグッチ3Fイベントスペースへ。
パンフレットとフィルム眼鏡を受け取って室内に入ります。
中はブラックライトで照らされてとっても幻想的な雰囲気。
そこに光るシルクでつくられたドレスがあります。
このドレス、入り口で渡されるフィルム眼鏡で見るときれいなパターンが浮かび上がるんです。
光る繭(まゆ)&カイコ
奥に進むと、光るシルクの元になった繭(まゆ)がありました。
▼蛍光色に発光しています。
そのシルクを生み出したカイコちゃんがいました。
光の粒子が舞う写真
壁面には美しい写真が飾られていました。
モデルの動きの軌跡に光の粒子が流れているようなデザインです。
そのまま動き出しそうな美しさに見とれてしまいました。
ショートフィルム
また、今回の展示の世界観を表現したショートフィルムも上映されています。
YouTubeに公式の動画がありました、こちらです☆
STORY
『エイミの光るシルク』展のストーリーはこちら。
女の子の恋がきっかけになっています♡
「エイミは、ヤバいくらい本気の恋をしている…。
片思いの女の子なら、デートに着る勝負ドレスの1着や2着で悩む事があるかもしれないけれど、エイミはただ見た目が煌(きら)びやかなドレスだけでは物足りなかった。
大好きな相手の心の奥までコントロールして、相手が私だけの虜になる「Perfect Love Dress」が欲しい。
そう願うエイミは、無数の蚕(カイコ)を部屋に飼い、恋を叶えるための「3つのシルク」を想像する…。エイミの創りだす「恋に落ちるシルク」や「薔薇の香りのシルク」など全く新しいシルクの開発構想を、Sputniko!と農業生物資源研究所(生物研)が共同でスタートさせる」
松本恵奈ちゃんの感想
松本恵奈ちゃんの感想はこちら。
松本恵奈
「ARTも色が綺麗でかっこいい作品でした。
ブラックライトで演出された空間の中に壁一面には色が変化するカイコ。
なんて不思議な世界。新しいものを見るとやはり刺激を受けます。
今回のコラボもとても新しく作品を見ていてたのしかったです。
これからも光るシルクでどんな服が作られていくのかとても楽しみです」
新ブランド『CLANE(クラネ)』立ち上げを発表した松本恵奈ちゃん。
今回の展示で受けたインスピレーションが活かされていくのかなぁ、楽しみです♪
INTRODUCTION
『エイミの光るシルク』展の設定はこちら。
「遺伝暗号を解読し、新しい生物を創造することが可能になりつつある人間は、もはや神の領域に近づいていると言えるのではないでしょうか。
ギリシャ神話に言い伝わる「愛と美と創造の女神」アフロディーテは、海の泡からバラの香りに包まれて生まれ、その美しさで天の神々を魅了しました。
この作品中の主人公エイミも、彼女の秘めた恋心を暴走させて、バイオテクノロジーで現代のアフロディーテとなってしまいます。
これはただのおとび話ではありません。
遺伝子組み換え技術の躍進で、光る花や青いバラなど、これまで存在しなかった花たちが生み出されています。2008年には農業生物資源研究所がクラゲやサンゴの遺伝子を蚕(カイコ)に組み込んで「光るシルク」を開発し、世界を驚かせました。
今作品のエイミのドレスも、この「光るシルク」で制作しています。
また、エイミが創りだそうとする「バラの香りのシルク」や「恋のシルク」も、同研究所と開発構想を進めています。こうしたバイオテクノロジーで変容していく自然や、その新しい美しさを、私たちはどう受け止めていくのでしょうか?
そしてそれは、私たち自身の生命の捉え方や人生の生き方を、どのように変えていくのでしょうか?」
Sputniko!(スプツニ子!)さんのプロフィール
Sputniko!(スプツニ子!)さんは1985年東京生まれ、ニューヨーク・ボストン在住の現代美術家。
マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教授、「デザイン・フィクション」研究室ディレクターを務めています。
インペリアル・カレッジ数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。
在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像、音楽、写真、パフォーマンス作品を制作。
主な展覧会に、
- 東京アートミーティング うさぎスマッシュ(東京都現代美術館 2013)
- Talk to Me(ニューヨーク近代美術館 2011)
など。
2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教授に就任し「Design Fiction Group」をスタート。
- イギリス「Rolling Stone」誌「今後10年に最も影響を与えるデザイナー20人」(2011年)
- 「VOGUE JAPAN ウーマン・オブ・ザ・イヤー」(2013年)
- FORBES JAPAN「未来を創る日本の女性10人」(2014年)
を受賞されています。
スプツニ子!「Tranceflora – エイミの光るシルク」展 イベント詳細
- 期間:2015年4月23日〜5月17日
- 会場:グッチ新宿 3階
- 住所:東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル
グッチ新宿は、東口を出て右に進み、そのまま駅の周りを周回していくと右手に見えてきます。
会場に入る前、最初は「GUCCI」というハイブランドの雰囲気に若干のプレッシャーを感じてドキドキしていたのですが(笑)
店員さんがとっても親切に案内してくださいました。
グッチの皆様、どうもありがとうございました。
感想
今日はスプツニ子!さんのエイミの光るシルク展についてご紹介しました。
遺伝子組み換え技術によって蚕(カイコ)を変化させた人間。
そこから生み出された光るシルクで、美しさを手に入れたエイミ。
今回の展示を見て、わたしはこの変化の連鎖を感じました。
自分が進化することで周りを変化させる。
それによって自分も変化する。
その変化は、100%いいことなのかな…?
わからない。
けれど、テクノロジーは進み続けていく。
テクノロジーの進化でワクワクすると同時に、恐怖心も感じる、みたいな。
みなさんはどう感じられたでしょうか?
GWで新宿に行かれる方は、ぜひお気軽に立ち寄ってみてくださいね♪
きっと新しい刺激が得られると思います(^^)
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!